胃痛の原因にもなる横隔膜のゆがみ

実際には胃が悪くないのに横隔膜の位置異常で二次的な現象で、胃痛や胃の不快感を感じているケースが実に多いのです。

これは、横隔膜が下にある胃を刺激したり圧迫して胃に症状を感じている訳ですが、「胃が痛い」と訴えていらっしゃる患者さんの半数近くはこの横隔膜の位置異常から来る胃痛です。

胃の細胞から胃粘膜までは、さほど壊れていないという前提であれば、横隔膜の位置が正されれると同時に胃は楽になれると言えます。

横隔膜は体の中で一番の面積が大きい筋肉ですから、横隔膜の位置異常による胃への負担は大きいものとなります。

横隔膜には食道裂孔という食道が通っている穴があり、食道が横隔膜を通過する部分での靱帯や筋肉がゆるみ過ぎて逆流が起こる逆流性食道炎が多発する、食道裂孔ヘルニアが発症する場所でもあります。

空気をのみ込み胃の不快感や痛み、上腹部の膨満感、おなら等の症状として表れる呑気症(どんきしょう)も、頚椎4番のひずみが解消されるのと同時に消滅するのは、横隔膜との関係が深いと思っています。

横隔膜は横隔神経に支配されていますが、横隔神経は頚椎4番から出て横隔膜へ向かっていますから、頚椎4番の歪みにより横隔膜もゆがんでしまいます。

胃痛以外にもすぐ上にある心臓や心臓から出て横隔膜を突き抜けている腹大動脈を刺激して、実際には心臓が悪くないのに、二次的に動悸や不整脈を起こしている場合もあります。

上部頸椎カイロプラクティックは、頚椎4番を矯正したりはしませんが自然治癒力・整体作用により横隔膜の位置異常も矯正されますし、本当に胃が悪くても同様に自然治癒に導きます。

消化吸収の第一歩である唾液の分泌、そして排泄までのプロセスまで正常化されますので、総合的な意味においても胃への負担が減り消化吸収にも余裕が出て来て、胃が丈夫になって健胃消化となってまいります。

痩身にも役立つ可能性を秘めてもいるのは、胃液には脂肪を脂肪酸に分解する消化酵素リパーゼが含まれていて、リパーゼには溜まった内臓脂肪や皮下脂肪を減少させる働きがあり、胃液の分泌が正常になれば痩身にも役立つことが見込まれるからです。

快食という理想的な段階にまで至りますと、胃の不快感もなくなり顔の表情も柔和になって周囲の人々にも好印象を与えるようになり全てがいい循環に転換して行くことでしょう。

胃を圧迫して胃痛の原因になっている、横隔膜のゆがみを改善しましょう。

>
 
     
 
慢性胃炎は、消化吸収の機能不全からくる
脊髄から枝分かれして、胃へ向って流れている神経
慢性胃炎になっている、胃のイラスト
胃もたれを招く、唾液腺からの唾液分泌不全